歯の神経、簡単に抜かないでください
神戸松田歯科なら歯の神経を
「抜かずに」治療できるかもしれません
- 「マイクロスコープ」の活用
- 「MTAセメント」の活用
虫歯が進行すると歯の神経の除去を宣告されることがあります。多くの方が「仕方ない」と思われるかもしれませんが、すぐに神経を除去するのは待って欲しいと思います。
なぜなら、神経は歯に栄養を届ける役割を担っています。神経を除去してしまうと、歯に栄養がいかなくなり、脆くなってしまいます。
そのため、通常の歯よりも割れたり、欠けやすくなり、抜歯をせざるを得ないこともあります。つまり、歯の寿命が短くなってしまうリスクが高まります。
当院では、可能な限り歯の神経を残すため、「マイクロスコープ」「MTAセメント」を活用しています。
視野を拡大する「マイクロスコープ」で虫歯を徹底除去し、歯の神経を保存する薬剤である「MTAセメント」を使用することで、抜歯を回避できるケースがあります。それぞれ具体的にどのような効果があるのかご説明します。
マイクロスコープは歯科用顕微鏡とも呼ばれ、視野を肉眼の十数倍にまで拡大してくれる装置です。奥深くに入り込んだ虫歯は肉眼では確認できません。
また、歯の神経付近に虫歯がある場合は、神経を傷つけないよう慎重に虫歯を除去する必要があります。
マイクロスコープを活用すれば、ミクロン単位の治療が可能となるため、虫歯を徹底的に除去することが可能となり、再発リスクを軽減することにつながります。
虫歯が歯の神経にまで達してしまうと、歯の神経を除去する選択も考えなければなりません。しかし、お伝えしているように、歯の神経には歯に栄養を送る役割があるため、当院では可能な限り「残す」治療を行っています。
その際に活用するのが「MTAセメント」です。
MTAセメントは強アルカリ性で患部を殺菌するため、再発リスクを軽減できます。また、歯質強化の効果もあるため、虫歯になりにくくするメリットもあります。
さらに、生体親和異性が高いため、アレルギー反応の心配が少なく、水と反応して膨張するので、封鎖性も高くなります。
・費用
パーフォレーションリペア:¥22,000円
VPT:¥55,000円
・硬化時間の長さ
硬化に時間がかかるため、治療時間が長くなることがあります。
・変色のリスク
一部のMTAセメントは、使用後に歯が変色することがあります。
・治療後の違和感
歯の内部に充填するため、まれに噛み合わせの違和感を感じることがあります。
最初に、患者さんの歯の状態を細かく診断していきます。他の医院で治療を受けている方も、セカンドオピニオンとして当院のサービスを利用することができます。
治療を希望される患者さんには、その症状に応じた適切な治療計画を明確にご説明します。
患者さんの現在の症状や治療について、改めて詳しく説明し、納得いただけたら治療に進みます。
虫歯治療において、治療完了後のフォローアップは重要です。
当院では、患者さんの「かかりつけの歯科医院」として、継続的に歯の健康管理に責任を持ちます。治療後は定期的な検診を実施し、歯の状態を詳細にチェックしていきます
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。