米国式「超精密」根管治療
根管治療は「最初の治療」が重要です
当院ならではの工夫をご紹介します
- 「マイクロスコープ」で視野を拡大
- 「ラバーダム」で徹底した感染防止
- 「MTAセメント」で再発防止
- 「レーザー」で殺菌
| 主訴 | 右下の奥歯が冷たいものでしみる、何もしなくてもズキズキする |
| どのように治療したのかの具体的な説明 | 当院の歯内治療専門医による根管治療(抜髄) NiTiファイル用いて根管を拡大形成、根管洗浄したのちにバイオセラミックシーラー(MTA系)を用いて根管充填、支台築造 |
| 治療期間 | 治療開始から二回の来院で処置終了。間は一週間あける。一回の治療は約一時間半程度 |
| 治療費 | 14.3万円 (上部構造は別) |
| その治療をすることで起こり得るリスク | 一般の保険医による治療に比べるとはるかに可能性は低いが、歯が薄くなるので破折のリスクが上がる |
| 主訴 | 他院で治療した右上の前歯にズーンとした違和感がある たまに噛むと痛い |
| どのように治療したのかの具体的な説明 | 当院の歯内治療専門医による歯根端切除術(外科的歯内療法)。歯根端を切除、逆根管形成後MTAを充填。 |
| 治療期間 | 治療開始からは一回の来院のみ、一時間半ほど。 |
| 治療費 | 14.3万円 (当医院で二年以内に自費根管治療している場合は半額) |
| その治療をすることで起こり得るリスク | 歯根が短くなることにより動揺が出る恐れがある |
当院の根管治療の担当医をご紹介します
当院の根管治療は日本のペンエンド(Penn Endo Study Club in Japan)を卒業したプロフェッショナルが担当します。
兼松 美帆
経歴
| 徳島大学歯学部 卒業 |
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| 徳島大学病院 研修医 |
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| 兵庫区神戸松田歯科医院 勤務 |
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資格・所属学会・団体
- 厚生労働省公認臨時研修施設 指導歯科医
- Straumann Basic Implantology cource
- 歯周再生療法とPeri-implantitis治療にErbium Laserを応用するために必要なベーシックハンズオンセミナー
- CEセミナー
- CLINICAL DENTISTRY TRANING COURSE(CDTC)
- Strauman Basic Implantology
- The essential points of Implant Prosthetics
- CAD/CAM occlusal Adjustment Training
- Approach to Edentulous cases Strauman Over denture
- Sweden&martina Implantology
松田 隆宏
経歴
| 大阪歯科大学卒業 |
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| 京都大学医学部附属病院 歯科口腔外科にて研修医・医員 |
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| 神戸市兵庫区・松田歯科医院に勤務 |
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資格・所属学会・団体
- 厚生労働省公認臨時研修施設 指導歯科医
- 日本口腔インプラント学会会員Straumann Basic Implantology cource受講
- 第17回 CAD/CAM Preparation Training (Dr.風間龍之輔)
- CAD/CAM One Day Treatment (Dr.風間龍之輔)
- CAD/CAM オールセラミック修復 成功のポイントと口腔内スキャナーで始めるDigital Dentistry (Dr.風間龍之輔)
- 生涯歯を守るための歯頚部予防治療のマネジメント(Dr.柏田聰明)
- うまく作れる総義歯治療の基本(Dr.前畑香)
- 自信を持って成功と言えるエンド~7つのポイント~(Dr.木ノ本喜史)
- 病態生理を踏まえた睡眠時ブラキシズムに対するスプリントの臨床的役割(Dr.加藤隆史)
- 満足度の高い審美 All-on-4治療 デジタルソリューションの臨床応用(Dr.橋村吾郎)
- Erbium Laser の基礎と臨床~カリエス治療から最新歯周再生治療まで 臨床応用の可能性(Dr.山本敦彦)
- 審美部位における TLと BLの臨床(Dr.中島康)
- 再生療法サミット in Tokyo
- パーシャルデンチャー設計の考え方と臨床~ノンメタルクラスプデンチャーを含む設計の要件と成功の勘所(Dr.谷田部優)
- 2018年大阪 SJCDベーシックコース(第32期)
- 第7回 SAFE学術大会 補綴・技工的合併症(インプラントのトラブルヘキサゴン)
- 押さえておきたい歯周再生のポイント(Dr.船越栄次)
- CEセミナー・ニューベーシックコース第48期
- 2019年大阪 SJCDレギュラーコース
- 第1回DGPコース( JIADS Digital Global Prosthodontics ) ~デジタル時代を見据えた補綴治療
- CREDセミナー( Comprehensive Restoratire & Esthetic Dentistry Hands-on Seminar in Kobe)
根管治療には「2つ」の治療法があります
根管治療とは、歯の内部にある「歯髄(歯の神経)」や「血管」を治療することを指します。この根管治療の方法は大きく分類すると下記の2つに分けられます。
1 成功率50%前後の「日本式」
2 成功率90%以上の「米国式」
です。この成功率の差を生んでいるのは「利用できる材料」「使用できる機材」「治療時間」です。
それぞれの違いをまとめてみたので、ぜひ、下記をご覧ください。
「日本式」と「米国式」根管治療の比較
| 日本式 | 米国式(当院) |
|---|
ラバーダム利用 | 一般的には×or△ | 〇 |
利用する道具 | ステンレスファイル ※精密な治療が難しい | ニッケルチタンファイル ※精密な治療が可能 |
マイクロスコープ利用 | ×or△ | 〇 |
来院回数 | 4回~8回の来院 | 1回~3回の来院 |
治療薬 | ゴム ※再発リスクあり | MTA ※再発リスクが低い |
治療の選択はあくまで患者さんに行っていただきますが、上記のように治療法によって精度に差が生じることを理解していただいた上で判断をお願いします。
神戸松田歯科が行う米国式「根管治療」とは
当院の根管治療の成功率は90%を超えています。しかし、根管治療は再発率の高い病気で、治療を繰り返している患者さんが多くいらっしゃいます。なぜ、それほど再発してしまうのでしょうか。答えシンプルで「保険治療の制約」があるからです。
日本の保険治療では利用できる器具や治療時間に制約があり、欧米で一般的に使用されている器具や技術が利用できないため、成功率に大きな差が生じているのが現状です。
当院では、保険治療の制約にとらわれず、成功率を高めるために、欧米で利用されている器具や技術を積極的に取り入れています。具体的には、次の通りです。
・「CT」「マイクロスコープ」の活用
・「ラバーダム」で感染防止
・「ニッケルチタンファイル」で感染部位を徹底除去
・「レーザー」による殺菌
それぞれご紹介します。
「可視化」で見落としを防ぐ
治療部位の状態を詳細に確認するために、当院では「CT」を導入しております。360度から撮影ができ、従来の二次元レントゲンでは撮影できない、顎の骨の厚さや神経や血管の位置まで把握することが可能です。その結果、問題箇所の見落としを防ぐことにつながります。
治療部位が特定できない場合、治療を進めることは不可能です。根管治療における「視覚化の可否」は、治療の成功に大きく影響する重要な要素となります。
マイクロスコープ/高倍率ルーペで視野を「拡大」
根管内は狭くて暗いため、肉眼での治療には限界があります。そこで当院では、「高倍率ルーペ/マイクロスコープ」を活用した治療を行っています。どちら肉眼よりも広い視野で治療を行うことができるのですが、特にマイクロスコープは、歯科用顕微鏡とも呼ばれ、視野を肉眼の十数倍にまで拡大することができます。
例えば下記の写真をご覧ください。
この違いが治療の精度を左右します。
ラバーダムで口腔内を「無菌化」
歯根の炎症の原因は目に見えない「虫歯菌」にあります。根管治療の成功のカギを握るのは、根管内をどの程度「無菌状態」に保てるかにかかっていると言っても過言ではありません。
お口の中には細菌が常時おり、大人のお口の中には約300~700種類の細菌が生息していると言われています。そこで当院では、「ラバーダム」と呼ばれるゴム状のシートを使用しています。
治療する歯以外を覆うことで、唾液や口腔内の細菌の侵入を防ぎます。また、患部を乾燥させ、治療中の見通しを良くする効果があり、唾液や血液、治療中の器具や材料が患者の喉に入るのを防ぐ役割も果たします。
治療の精度を高めると同時に、患者さんの安全性と快適性を向上させる重要なツールです。
ニッケルチタンファイルで感染部位を「徹底除去」
感染した部位の除去には、「ファイル」というヤスリ状の器具が使用されます。多くの歯科医院ではステンレス製のファイルが一般的ですが、その硬さのために、複雑に曲がった根管内部に適切に達しない場合があります。
当院では、ニッケルチタン製のファイルを採用しています。ニッケルチタンは柔軟性があり、根管の曲がりくねった形状にも適応しやすく、感染部位を効率的に除去することが可能です。
レーザーで口腔内を「殺菌」
当院では、口腔内を殺菌するために「レーザー」も活用しています。レーザーの光には強い殺菌効果があるため、根管内の虫歯菌を効果的に除去することが可能です。
さらに、レーザーには歯質強化の効果もあるため、虫歯になりにくくなるというメリットもあります。
EDTA/次亜塩素酸ナトリウムで「殺菌洗浄」
ファイルを使用して感染部位を除去した後、根管内部には細かい削りカスが残ることがあります。この削りカスには虫歯菌が付着しており、これを完全に除去するのは非常に難しい作業です。
この削りカスを残した状態で治療を完了してしまうことが、根管治療の成功率が低下する一因となっています。 当院では、根管内を「EDTA」や「次亜塩素酸ナトリウム」などの殺菌作用を持つ薬剤で洗浄しています。これらの薬剤によって、根管内に残った削りカスを溶かし、洗い流すことで再発リスクを軽減できます。
MTAセメントで「細菌」の侵入を防ぐ
神経を取り除いた後の根管は、空洞状態になります。そのため、空洞を充てんする必要があります。この充てん剤も再発リスクを左右します。
一般的な根管治療では、「ガッタパーチャ」と呼ばれるゴム状の充てん剤が使用されます。ガッタパーチャを使用すると、充てん剤と歯の間に「隙間」が生じることがあり、そこから細菌が侵入し、再発してしまうことがあります。
このデメリットを克服した充てん剤が「MTAセメント」です。MTAセメントの特徴は次の通りです。
・費用
パーフォレーションリペア:¥22,000円
VPT:¥55,000円
☑高い「密封性」
MTAセメントには固まる際に膨張する性質があります。このため、治療部位に密着し、緊密な封鎖を実現することが可能です。
☑強力な「殺菌効果」
MTAセメントは、従来のセメントとは異なり、強アルカリ性です。このセメントのpH値は、多くの細菌が死滅するとされるレベルを上回っています。その結果、歯髄や根管内で持続的に殺菌作用を発揮し、歯の神経の保護や歯の保存にもつながります。
☑高い「生体親和性」
生体親和性とは、体内に異物を挿入した際に生じる「異物反応」の程度を指します。この反応が少なければ少ないほど、生体親和性が高いとされています。
MTAセメントはこの生体親和性が非常に高いため、歯の穴を埋めたり、根の先端に詰めたりしても安全です。
☑高い「親水性」
水分に対しても高い親和性があるため、水分の多い口腔内でも対応できます。
主なリスクと副作用
・硬化時間の長さ
硬化に時間がかかるため、治療時間が長くなることがあります。
・変色のリスク
一部のMTAセメントは、使用後に歯が変色することがあります。
・治療後の違和感
歯の内部に充填するため、まれに噛み合わせの違和感を感じることがあります。
精密根管治療の主なリスクと副作用
・治療後の痛みや違和感
根管内の治療後、数日間は軽い痛みや違和感が続くことがあります。
・治療がうまくいかない場合の再発
感染が完全に除去されない場合、根尖病変や炎症が再発することがあります。
・歯の破折リスク
歯質が弱くなったり、過度な力が加わることで歯が破折することがあります。
・根管内の器具破折
治療中に根管内で器具が折れ、取り除けない場合、治療が困難になることがあります。
・歯の変色
根管治療後、歯が黒ずんだり変色することがあります。
・治療後の根尖周囲の炎症
治療後に根尖周囲組織が刺激され、一時的に炎症や腫れが生じることがあります。
・隣接する組織や神経への影響
治療中に薬剤や器具が根尖から漏れ出し、周囲の組織や神経に刺激を与えることがあります。
・治療期間や費用の負担
精密根管治療は複数回の通院や高額な費用がかかることがあります。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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